水路は運ぶよ、どこまでも
日本財団 海と日本Project
about
オカヤマ どんぶらこリサーチ

瀬戸内の海ごみはどこからやってくるのか知っていますか?
実は、その大半は沿岸地域から流入しています。

つまり陸の時点でごみの流入を防ぐことができれば、
美しい瀬戸内海を取り戻すことができるのです。

そして、岡山県では、はからずも「用水路」が
ごみを運ぶ路になってしまっていることがわかってきました。

「オカヤマどんぶらこリサーチ」は、そんな用水路に注目し、
「シチズンサイエンス」という市民参加型の調査・実験を通じて
海ごみを減らしていくプロジェクトです。

用水路と岡山に暮らす人々の新しい関係をリデザインして
私たちの愛する瀬戸内海を未来へつなぎましょう。

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イベント情報・レポートなどを発信してます
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9月24日(日)「どんぶらこリサーチ」用水路桃流し大作戦
YouTube Live 桃の現在地
project
用水路をテーマに、様々なシチズンサイエンスプロジェクトに取り組んでいきます。
01
上流と下流を把握する「桃型GPSフロート調査」
昔話では上流からおばあさんのところに桃がやってきましたが、現代では、用水路をどんぶらこした桃はどのように流れていくのだろう?
いずれは海に行き着くはずの漂流物も、その過程では様々な場所を通ったり、一時停滞したりするはずです。このプロジェクトでは、実際にGPSを仕込んだ複数の桃型フロートを用水路に流し、どのような挙動を取るのかを調査することで、ごみが海に流れ込む実態を調査して、海ごみ削減のヒントを探ります。
上流と下流を把握する「桃型GPSフロート調査」
02
用水路を観察しながらごみ拾い
「用水路プロギング」
最近岡山でも取り組む人が増えてきた、スウェーデン語のゴミ拾い(PlockaUpp)とジョギング(Jogging)を組み合わせた話題のフィットネス「プロギング」。 このプロギングを、用水路にフォーカスして取り組むのが「用水路プロギング」です。用水路に沿って走ることで、流れがどこからどこにつながっているのか、どんなところにごみが溜まりやすいかなどに着目し、ありそうでなかった⽤⽔路の流域意識を⾼めていくことを⽬指します。
用水路を観察しながらごみ拾い 「用水路プロギング」
03
地元の中高生による
「海と流域に関する人文地理学調査」
岡山市民の流域への意識、また、海への意識が、用水路のごみの分布とどのような相関関係にあるのか、人間と環境・地域との関係を考察する「人文地理学」の知見をいかして調査します。まちの未来を考えるには、未来を担う若者の力が必要! ということで、実際にアンケートを行う担い手として地元の中高生に協力いただき、地域について学ぶ機会にもできたらと考えています。
地元の中高生による 「海と流域に関する人文地理学調査」
04
“21世紀のコモンズ”を探す
「用水路トレジャーハンティング」
21世紀に用水路が果たすべき役割とは? コモンズとしての用水路の価値を再発見するために、水路沿いのまちあるきやアイデアソンといったワークショップを開催。ウェルビーイング×水路、学び×水路、観光×水路など、新たな切り口から生まれたアイデアの実現をサポートしていきます。
“21世紀のコモンズ”を探す 「用水路トレジャーハンティング」
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